2016-01-01から1年間の記事一覧

ババア渡世はこれからが本番

今年もあっという間に過ぎてしまいました。推定4人の読者の皆様、今年も本当にありがとうございました。『恋愛がらみ 〜不器用スパイラルからの脱出法、教えちゃうわ』(小学館)の発売に始まり、5年ぶりくらいで開いたトークサロン、『小説すばる』(集英…

フィギュアスケートマニアとクリスマスイブ

今年のイブ、私はダンナ(仮名称)の家で、イデミ・スギノのクリスマスケーキ2種類と紅茶をいただきながらテレビを見ておりました。マンゴー、パッションフルーツ、グァバなど6種類の果物を組み合わせ、それぞれの酸味や風味の「独立性」と「マリアージュ…

星野源に屈しない女の会

『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)通称「逃げ恥」の最終回を見て、いろいろ心に浮かんだことをエッセイにまとめてみました。ラブピースクラブさんでアップしていただいています。よかったらご一読くださいませ。 http://www.lovepiececlub.com/culture/go…

子犬の目をした脅迫者

松居一代が、『櫻井・有吉 THE夜会』(TBS系)にて、「3億円の豪邸」という昔の報道を「4億5千万よ!」と上方修正しながら自宅を公開していました。かの林真理子大先生が、同じくTBSの『ぴったんこカン・カン』にて豪邸を紹介していたとき、安住アナの「…

人生相談・電話編

ダンナが「浮気癖あり・借金持ち」の二冠王だったことが判明した女友達に、「もう私の人生、大逆転はないわ…」と電話でこぼされ、思わずウザい応援をしてしまいました。「いや、だったら浮気相手から慰謝料ガッツリ巻き上げて、ダンナからの慰謝料は給料から…

書く苦しみ・聴く楽しみ・読む喜び

昨日の朝、ろくに天気予報をチェックせずに外出して、大変な目に遭いました……。家に戻ってから、上下ともヒートテックを着こみ、その上からカシミアのセーターとモコモコオーバーサイズのフリースのプルオーバーを重ねて、靴下を二枚重ねにして、原稿を書い…

ワーク&サバイブ

日本もイギリスもアメリカも、果たしてこの先どうなるのやら。なんか逆に、「もっともっとしぶとく生き抜いて、先々まで見通してやんなきゃ」ってパワーが湧いてきたわ。医療費稼ぐためにも、お仕事頑張りましょ。マドンナも「We never give up」と言ってい…

『Oggi』の最終回に寄せて

今日発売の『Oggi』(小学館)12月号で、「マナー美人の心意気」は最終回を迎えます。初めて『Oggi』で連載をもったのが、2004年の1月号だから、まるまる13年間も連載させていただいたことになるのね。知っている人は知っている思いますが、月刊の女…

ジェネレーションギャップを乗り越えて

今シーズン、あたくしなりに、たくさんドラマを見るように心がけていました(あくまでも「普段のあたくし比」です)。で、いまも見続けているのは、『逃げるは恥だが役に立つ』と『カインとアベル』、そして『IQ246』の3つ。体たらくにもほどがあります…。…

ケーキをはさんでおしゃべり

今日は久しぶりに外での打ち合わせ。ジャン・ポール・エヴァンのグアヤキルとショコラショーをいただいたわ。美味しかった…。 現在、『小説すばる』でケーキにまつわるエッセイを連載しているのですが、エバンはなんだかんだ言っても外せないわね…。 さて、…

サロンでおしゃべりしましょう

ここ数日、なつかしい読者の方たちからメールを頂戴して、とても温かな気持ちになりました。高山真として活動を始めた頃からの読者の方にまだ覚えてもらっているのは、物書きとしてもそうですが、一個人としても本当に嬉しい。メールをくださった方、ありが…

定点観測の重要性

フィギュアスケートの女子のジュニア選手、ツルスカヤの演技にうっとりしておりました高山です。ジャンプの大きさ、幅は従来のまま、ひざと足首の柔らかさを生かしたステップの伸びと「1歩」の大きさ、ケリガンスパイラルからトリプルループまでの流れの見…

メジャーになるのも痛しかゆしか

全米オープンの、錦織圭とアンディ・マリーの準々決勝、そして錦織とワウリンカの準決勝の試合を、手に汗握って見ておりました。あたくし、純粋に観戦するだけのスポーツとしては、フィギュアスケートや体操競技などの採点競技が大好きですが、「実際に自分…

フィギュアスケートマニア歴36年

このところ、病院に行く以外は外出を控えめにして、静養をメインに過ごしています。「静養をメインに過ごす」ということは、必然的にお家で過ごす時間が長くなる、ということ。なのにお仕事はいっこうにはかどりません…。『小説すばる』の連載の原稿が進まず…

ケーキを食べればいいじゃない

集英社から昨日発売された『小説すばる』という文芸誌で、連載が始まりました。『小説すばる』の編集者の方からご連絡をいただいたのは、今年の2月の頭だったかと思います。1月に発売されたエッセイ『恋愛がらみ。 不器用スパイラルからの脱出法、教えちゃ…

肝臓がんを得て、より明確になったこと

がんのことを公表し、このブログでもその病気をベースにした日々のことを書くようになってから、できている場所は違えど同じ病を持つ方、またはお身内に同じ病を持つ方からのメールを頂戴するようになりました。 いただいたメールにはすべて、自分なりに考え…

トライアルに励まされ

昨日は、漫画家の栄羽弥(さこう・わたり)さんと、本当に久しぶりにお目にかかったの。アタシの最初の本『こんなオトコの子の落としかた、アナタ知らなかったでしょ』(飛鳥新社)をお読みくださった栄羽先生が、先生のマンガ『コスプレ・アニマル』(講談…

安く見ないでいただきたいわね

かれこれ46年生きてきたあたくしですが、いままでの人生で、どんなときにものすごくカチンときたか、つらつらと考えてみましたら、「こいつ、あたくしという存在をナメてやがる」とか「安く見られたもんだわね」と思ったときが、そのほとんどを占めていまし…

あゆ(not浜崎)イタリア進出

神楽坂の「DIRITTO(ディリット)」というイタリアンは、今年出した新刊『恋愛がらみ。 不器用スパイラルからの脱出法、教えちゃうわ』(小学館)の出版パーティーではじめて訪れたお店です。トリュフの使い方の見事さに心ゆくまで悶絶した記憶はいまでも鮮…

5ヶ月たっても、ありがたいものはありがたい

今年出した本『恋愛がらみ。 不器用スパイラルからの脱出法、教えちゃうわ』(小学館)の感想を、発売して5ヶ月以上経ってもメールで頂戴しています。本当にありがたいことだと思っています。お返事にお時間は少々いただきますが、必ず、メールをくださった…

ふてぶてしさも、力

さる読者の方から、新しい人生の扉を開け、新しい道を進み始めたご報告のメールを頂戴したの。その方がおっしゃるには、きっかけが高山真だということで、拝読するこちらのほうがありがたいやら恐縮するやら、素敵な言葉をたくさんいただいたわ。 お返事の中…

言い訳三昧

湿気と気温の高さで、どうも体調がすぐれません。「体が重くてかなわないわ…」と電話で友人にこぼしたら、 「そろそろ言おうと思っていたのよ。『薬の副作用』ってだけじゃないと思うわ、あなたのその実感も、そのシルエットの変化も…」 と、しみじみ言われ…

外は雨模様ですが…

外は雨模様。ここからしばらく、ぐずぐずした天気が続くわけね。病気になってよりはっきりしたのだけれど、過剰な湿気って体に障るのね。まあ「そんなことも感知できないほどに、以前は超健康だった」と言うこともできるわけですが。 エアコンの除湿機能を使…

街歩きの健康増進作用

ちょっと間が空いてしまいました。推定4人の読者の皆様、大変失礼いたしました。 体調もかなり戻って、今日は銀座へと足を伸ばしてみたり。お供にしたのは、3月に買った布製のトートバッグ。ミネラルウォーターのボトルもたくさんの本もまとめてガッツリ入…

刀はまだまだ使えるようです

パパンも退院し、実家周りで面倒を見てくれる人たちのシフトもちゃんと組むことができ、ようやく東京に戻ってきました。まずはたまりにたまってしまった原稿をひとつずつ仕上げていくことから始めなくてはね。ダンナ(仮名称)も仕事の追い込みにかかってい…

そろそろ平常運転に

パパンが2度目の手術をおこなったため、結局ゴールデンウィーク明けまで実家周りでバタバタすることになってしまいました。こうなってみると、「東京に戻ってきたときの甘いもの」として、ダンナ(仮名称)が、「日持ちするとはいえせいぜい1週間の命」で…

連休明けにはテオブロマ

ここ数日、緊急手術〜入院中のパパンのお見舞いのため、実家と病院の往復ばかり。実家に戻る前に妹からあらかた聞いていたパパンの具合は、想像以上に落ち着いているので、ま、単純に顔を見に行く程度のものだったりするのですが。「田舎の見栄っ張り」を地…

「プロとしての仕事」について自問自答

うちのパパンが急に倒れ、その日のうちに緊急手術。というわけで、本当は5月3日あたりからだった帰省予定を早めることに。妹からの電話でだいたいのことは理解し、手術がうまくいったことも知っているから、わりと心は落ち着いています。 が、「心が落ち着…

百年に一度のねぎらわれ方

昨夜、女友達というか、かつてお仕事の後輩だった人から超久しぶりに電話があったの。体調も悪くなかったので、本当に久々に誘いに乗って、夜の街に出てみたわ。彼女はあたくしの病気のことも知っているから、お酒の席でお酒を飲まないことも無理なく受け入…

100回分の熱量をギュッと凝縮するのがカギ

お友達のリクエストで、「アタシ的・都内ベストパティスリー20傑」をまとめることになったの。こういうの、楽しいから大好きよ。アタシの中でイデミ・スギノは別格にせよ、「子どもからお年寄りまで、同じケーキを食べて笑顔になれる」お店の筆頭格であるエ…