2008-01-01から1年間の記事一覧

訂正…

ラブピースクラブのコラムで「今年の女装紅白にはマツコ・デラックスが出る」と書きましたが、今年はまだ未定だそうです。訂正致します。申し訳ありません。

フィギュアマニア歴28年

頚椎のヘルニアの調子が予想以上に大変なことになっております。手術を一瞬考えもしたものの、レーザーとはいえ首にメスが入ることにどうしても恐怖感が……。 というわけで休日は完璧なオウチ族と化しているのですが、ほぼ寝たきりの状態で見たエリックボンパ…

山猫はやはり素敵

ラブピースクラブのコラムでも紹介した『アグリっ娘』のアヅサにうっかり共感してしまい、そんな自分にちょっとアガったこの土曜日。熱や鼻水は収まったものの、乾いた咳が止まらないのがつらいわね。お昼はブロッコリーとアスパラとベーコンをトマトソース…

nouvelle musique

芸術の秋。みなさんいかがお過ごしですか。アタシは死ぬほどの忙しさがようやく一息つき、この秋分の日は、数ヶ月ぶりに仕事がらみのことを何も考えない休日を過ごしました。って、そういうときに限って大風邪ひいたりするんですけどね。 外に出て悪化させる…

tea and sympathy

お茶会……。なんて素敵な響き……。 掛け軸や活け花などのしつらいに目を癒され、一期一会で居合わせたお客様方との会話に耳を癒され、しみじみと染み渡るお茶の美味しさに心身ともに癒され……。本来隠居してもいい年のババアでありながら、生き馬の目を抜く現代…

体型はお金で磨かれる、みたい……

5月5日の日記で少し紹介した、友人の小倉義人くんのサロンにようやく行けたわ。 http://www.bcf.jp/ あの日記から、はや50日弱。いまのアタシったら、ゲイのくせに妊婦と間違われることを本気で心配している間違いっぷり。しかも腹はおろか背中にも赤ちゃ…

ドラマティックなオンナ

「髪型変えただけで役作り完了した気になってんじゃねえ」と、髪型を変えた後で「のだめ」とはまったくの別人になった上野樹里が、クルクルパーマ以外はいつもとまったく一緒の『チンゲ』(正確には『CHANGE』)の木村拓哉に刃を突きつけた(と、アタ…

体型もお金で磨かれるか

「今年の夏はドルガバの水着を着て、パークハイアットのプールサイドで小麦色のマーメイドになる」 数ヶ月前、アタシはいったい何のつもりであんな世迷言を口走ったのでしょうか……。 友人知人すべてから、意志薄弱を正当化しているとしか思われていない(そ…

都合のいい男(『都合のいい女』は内館大先生)

速水もこみちは、現在、というよりも日本芸能界史上もっともハイスペックなイケメンよ。ルックスに関しては人それぞれ好みがあるから脇に置いておくとして、身長、顔の小ささ、脚の長さを総合すれば、右に出る男子芸能人はいないわね。「どうしてもあと1人…

コーヒーは記憶力を高めてくれるんですってよ

いま、都内のとあるカフェで読書の真っ最中です。久しぶりに手にしたボールドウィンの『ジョヴァンニの部屋』。我が身の煮え切らなさを滔々と理論武装していく、主人公のうら寂しいナルシシズムにゾクゾクしております。ええ、自分のセクシュアリティを認め…

櫻の園にはまだ早く

「お墓って、人類の発明よね。死んだ人を忘れないように、でも安心して忘れないさい、っていうために作られたものだと思うわ」 久しぶりにドラマ『すいか』を見て、浅丘ルリ子演じる教授の言葉にホロリと来る。いまのアタシには、月に1度お参りに行く人が1…

卵からプロテア……

「光ってますか、天使の輪」 「恋コロン、髪にもコロン」 「あなたにはその価値があるから」 「世界が嫉妬する髪に」 「日本の女性は美しい」etc… 様々なメーカーが印象的なコピーによってヘアケア製品の大量販売をもくろむ中、あたくしはもう15年以上、レラ…

ベストドレッサーとは何ぞや

ファッションは、メゾンが生むのではなく、気合が生む。 自分のサイズにピッタリ合ったトップブランドのクチュールを着れば、誰でもそこそこオシャレに見えてしまう昨今、アカデミー賞のレッドカーペットはつまらなくなるばかりです。いや、そりゃあシャネル…

日曜はダメよ

ダルマの国・ゴールドジムへの渡航の一時中断がついに1ヶ月を超えました……。その間、体重は非常に順調に右肩上がりを続けているものの、バリエーションの豊かさといいクオリティの高さといい、あまりにも突出した現実逃避のお作法を立て続けにお勉強させて…

conversation piece

ユーミンこと松任谷由実は用賀のデニーズで耳をダンボにして客の会話を盗み聞きし、作詞のヒントにしている――――。 こんな都市伝説がまことしやかに囁かれていたのはいつのことだったでしょう。「耳をダンボ」という死語に漂う濃厚な昭和の香りもさることなが…

快盗ルビイ(小泉)

友人の格闘家が試合をするというので観戦へ。漫画家の森ちん・ボディコントローラーの小倉ちんに真横で解説してもらいながら(解説がないと何が何やらチンプンカンプンなの)手に汗握って応援。見事な1本勝ちをおさめたのを見届けて、みんなホワホワで麻布十…

あたしもうぢき駄目になる(yapoos)

「パークハイアットのプールで90歳(自己認識年齢)のババアが小麦色のマーメイドを気取る」という壮大な野望を胸に秘め、ボディメイクに乗り出したはいいものの、それを聞きつけた友人知人から嵐のような食事の誘いが来るのは一体どうしたものでしょう。こ…

le grand cadeau

時に世の中では、こちらの想像をはるかに超える出来事が起こります。いまだに木村拓哉を「カッコいい」と評価する一定層がいることとか、「両横綱」と言えば「朝青龍・内館牧子大先生」ではなく「白鵬・朝青龍」であるらしいこととか、ディオールのオートク…

茶屋de鬼

推定6人のアタシの読者の中に、熱心な相撲ファンなどたぶんひとりもいないでしょうし、アタシも多くを語れるほど観戦経験があるわけではないのですが(実施経験は言うに及ばず)、いま、大相撲の世界は大変なことになっております。様式化を経てほとんど形…

4TEEN(not石田衣良)

突然ですがみなさんは、14歳のとき「将来こうなりたい」というヴィジョンをお持ちでいらっしゃいましたか? あたくしがそんなヴィジョンを描けるようになったのが、ちょうど14歳のときでした。生まれて初めて、「30を超えたら、こんな女になりたい!」と具体…

イン歯ー(not川上未映子)

イスラムの女たちは、人前で顔を晒してはならないそうです。あたくしなどはそれを「抑圧的」と捉えてしまうタイプのババアですが、生きてきた文化の違いで「奥床しい」と捉える方もいらっしゃるかもしれません。まあ考えてみましたらば、日本でも遠く遡れば…

場違いとか分不相応とか

「ちょっとぉ、あたしもう我慢できないわ!」 「あたし痛いわよぉ!」 これは言わずと知れた名作『Wの悲劇』で、アタシにとっての主演・三田佳子が叫ぶセリフですが、アタシったら最近、寝起きにこの2つのセリフを叫ぶのが日課になってしまいました。目覚…

瞳の誓い(井森美幸)

10月の中旬以来、食っちゃ寝て仕事して、合間合間にまた食って……という、パーソナルトレーナーが目にしたら卒倒しそうな怠惰な日々を送っきたアタシ。「そろそろかしら」と思っていたら、案の定、やってきやがりました。手持ちの洋服の、特に縫い目あたりが…

Go to 業

この3ヶ月弱の間、自分がどうやって仕事をして、どうやって仕事以外の時間を過ごしたのか、よく思い出せない。東京と大阪でトークショーを開いたことは心から「よかった」と思える出来事ではあるけれど、自分の中に残っていた力をかき集め、無理やりに火を…