「プロとしての仕事」について自問自答

 うちのパパンが急に倒れ、その日のうちに緊急手術。というわけで、本当は5月3日あたりからだった帰省予定を早めることに。妹からの電話でだいたいのことは理解し、手術がうまくいったことも知っているから、わりと心は落ち着いています。

 が、「心が落ち着いている」ことと「何も言わない」ことは別。退院したら、パパンの筋金入りの病院嫌いに関してはキッチリ締め上げませんとね。倒れるきっかけの出来事が起きたのは、4月の頭ごろのことだそう。周囲から何度も「検査しな」と言われても「バカ言うな」の一言で切り捨てていたそうで。バカはどっちだって話よ。精密検査を受けていたら、もっと軽い処置で済んでいた可能性が大きいしね。

 あたくしの女友達には、長いこと、うつで苦しんでいる人がいて、先日も久しぶりに会って長い話をしていたのだけれど、その彼女も1年近く病院に行っていないことが判明してね。今回のパパンの知らせを聞いたとき、彼女のことを思い出したわ。彼女との長話のときも、さすがにあたくし「それは行こうよ。いい病院を見つけることをあきらめないようにしましょう」と諭してしまったけれど。

 前回のマイナビウーマンの連載でも、「ギャンブル依存は病気だから、医者の力がないと治すのは無理」と断言したように、あたくしは「プロ」にある程度の信頼を置いている人間よ。ぶっちゃけ、あたくしの肝臓がんも、医者が発見したわけだしね。問題が小さいうちに手を打っておく。プロの力を最大限借りてでも、そうする。それはあたくしにとっては基本中の基本なの。女友達にもパパンにも、それが伝わっていればいいけれど…。

 マイナビウーマンの連載、あたくしはお金をいただく「プロ」として、きちんと仕事できているかしら。今回の連載は「相手にやめてほしいことを伝える術」そして「自分は、相手を変えられるか否か」という問題がテーマ。あたくしなりに精一杯考えたつもりです。よかったらご一読ください。もし「うん、刺さる」と思ってくださったのなら、SNSなどで拡散していただけると、本当に嬉しいです。
http://woman.mynavi.jp/article/160428-3/

 今回分も含めた、いままでのバックナンバーはこちら。
http://woman.mynavi.jp/tag/rensai_renaisoudanbar/

 あと、ラブピースクラブでの連載も更新しています。こちらもよかったらご一読くださいませ。
http://www.lovepiececlub.com/