2010-01-01から1年間の記事一覧

年末のありよう・2

さて、前回の続き……。「こんなん、素人が逆立ちしたってできっこない」という「何か」を見せつけることが『芸能』だと思っているアタシにとって、紅白はそれを見られる素敵な時間だったのです……。日本はけっこうアバンギャルドな国だったのよね……。 ●レディ…

年末のありよう・1

去年、物心ついてから初めて、紅白を見ずに年を越たアタシ。「今年の紅白の出場歌手が発表される」ということが、もはやたいした風物詩にならなくなって久しいわね。普段着のようなカッコで、ちょっとうまい素人より「やや上」程度の実力の歌手が、聞いた瞬…

vivement dimanche!

日曜日の朝、長期入院していた友人2人から、近く退院するとの連絡が。心からホッとする。3年前ほどから、大好きな人のこういうことには過敏なままで、落ち着かない日々を過ごしていたから……。 素敵な報せが同じ日の同じ時間帯に集中したら、「今日はラッキ…

ここでの衝動買いは洋服屋より頻繁

某駅ビルの1階の空きスペースを使って古本市が行われていたので、次の待ち合わせまでの時間をいっぱいに使ってお買い物。本屋さんで買えるものは必ず新品の状態で買う、と決めているけれど、こうした古本市では、すでに絶版になってしまった本と意外な出会…

やっちゃった……

栃木に住む友人から、評判のかりんとうを送ってもらう。コクもパンチもあるのに、後口は軽やか。いつもながら本当に美味しい。時間が時間だけに「2〜3本だけ」と思っていたのに、気づいたら、「2〜3本を残すのみ」という状態に……。『大奥』の6巻が、黒…

10年愛…

何やら虫の報せで、10年ぶりくらいでメンズノンノを手にしました。中のグラビアで妻夫木聡が素肌の上にアウターを無造作に羽織っていましたが、「胸板」というよりは「おっぱい」と呼ぶにふさわしい、ふくよかなバストに大変な親近感が……。映画『ウォーター…

もう耐えられない……

「ネタバレ」が、その価値というか鮮度を著しく下げてしまう類の作品といえば、ミステリーとかサスペンスあたりになるかしら。そうしたリスクをくぐりぬけ、「名作」として残っていくミステリーやサスペンスの「カギ」って、何かしらね。 アタシは、それが小…

小休止と言うには長めのご無沙汰で…

イラストレーターの白浜美千代さんと、Oggiの担当編集者さんと、イデミ・スギノでケーキ会。ゆったりとお茶を楽しむのも、ずいぶん久しぶりだったような気がするわ。「お祝いに」といただいた、和紙ではなくレザーを貼った扇も、ジャケットの内ポケット…

かなりショック…

ダヴィンチの表紙の妻夫木聡。恐らくは100枚以上は撮影した中から選んだ1枚が、これ……? 事務所はオッケー出したのかしら……。それとも、アタシが思っていた「妻夫木聡の顔の美しさ」が、多くの人が考えるそれとズレていたことがハッキリしただけなのかしら……

「血」とはなんぞや

歌舞伎にはまったく詳しくないあたくしでさえ、市川海老蔵が成田屋の御曹司であり、同年代のほかの歌舞伎役者よりひとつもふたつも大きな家の若様だということは知っています。長男として生まれた瞬間から、トラッドだのオーセンティックだのエステティック…

まさかの初敗北…

バスの車窓から見えたビルの壁面に、SMAPの大きな広告がありました。木村拓哉の全力の若作り(フォトショップ修正かも)が、もはやギャグとしてしか機能していないのはお約束ですが、ほかの4人のビジュアルもなかなかに香ばしい。香取慎吾を除けば「ア…

その意見は私にtouchしないの…

三、四日引きずっていた夏風邪が治ったのをいいことに、昨夜はカラオケ三昧。岩崎良美『恋ほど素敵なショーはない』 平山三紀『熟れた果実』 青江三奈『国際線待合室』 小柳ルミ子『来夢来人』 和田アキ子『もっと自由に』 朱里エイコ『白い小鳩』 研ナオコ…

夏の幻影(not 松田聖子)

「風が吹けば桶屋が儲かる」 という諺がございます。ある出来事が、さまざまな過程をくぐって、思わぬところで強い影響を与えてしまうことを表現した言葉です。サブプライムローンの破綻が日本の恐慌の引き金にもなったとき、この諺をいたるところで耳にした…

誰がなんと言おうと…

ダイエット中です。なのにどうしてあたくしは、午前4時にカルビやらタン塩やらビビンパやら冷麺やらカルビクッパやらをたらふく喰っているのでしょう……。初めて「サノレックス」という食欲抑制剤を服用してみたのだけれど、その効き目が切れてもなお、お友…

髪と一緒に自惚れも

仕事にかまけてずっと切っていなかった髪をどうにかするため、表参道へ。もう12年ほどお願いしている人が独立して開いた個人サロンは、当たり前だけれど、ほかのお客さんがテルテル坊主みたいなカバーをかけられてシャンプー台とカットスペースを行き来する…

お肌の『手入れ』は大事なのですが

ここ4〜5年の森進一の、異様なほど若々しい肌の質感や目鼻の“シュッと感”。ナルシシストの一言で切って捨てるには、あまりにも「作品」っぽくて目が離せなかったのだけれど、この間、同じライン上にいる人を見つけました。SATCの4人の女優が『スマス…

あと1ヶ月あまり

大阪市鶴見区で、塗装工の17歳の少年が、寝たきりの父に「自分を殺してくれ」と頼まれ、その望みを叶えたために嘱託殺人の容疑で逮捕された事件が、ここ数日報道されている。数年前に母を病気で亡くしているため、この少年は17歳で、ほかの人々ならば一生持…

セレブ(笑)

この2010年に木村拓哉が“セレブ社長”を演じた『月の恋人』。ポスターを見た友人から「木村拓哉だけどう見ても寸法がおかしい。他の4人とのバランスがありえない」というチクリが入ったり、定期的にかなり濃密なお肌の“メンテナンス”をしている木村拓哉のあ…

春のバッシング祭

現在発売中のOggi6月号で、平岡祐太くん、いとうあさこさんと『恋が始まるきっかけ・終わるきっかけ』という特集ページに出させていただいています。まだメディアに顔出しをするつもりはないものの、少しはお二方に合わせなければ……と、ギリギリのトリミン…

ツイッター風に

ただいま所用で六本木ヒルズを徘徊中。もともと「好きな場所」ではなかったから、あまり頻繁には来ない街だったけれど、逆にいまは目が離せない。「平日にこの寒さと雨」ということを考慮に入れても…ゴーストタウンみたい…。 ショコラH行ってみようかしら……

宵闇の大阪はおひとり様のセンスの街

世界を代表するラプソディと言えば、ガーシュウィンの『ラプソディ・イン・ブルー』でもリストの『ハンガリアン・ラプソディ』でもクイーンの『ボヘミアン・ラプソディ』でもなく、海原千里・万里の『大阪ラプソディ』をおいて他にはない、と思っているのは…

池袋ウェストゲートパニック

数日前、あたくしは池袋で仕事の打ち合わせをした後で、和食バイキングのお店で夕食を食っておりました。ええ、過去の日記『池袋の夜』でもしたためましたが、「池袋の住人」化はますますもって加速しております。 低炭水化物メニューだけを組み合わせてもそ…

プロの接客とは…

先週末、ゲイの友人が新宿二丁目にバーをオープンしました。長年の知己との共同経営らしいのですが、何はともあれこの不況の時代に素晴しい決断。めでたいことです。で、初日である金曜日の夜に、仲間たち4人で開店祝いがてら押しかけてみたり。小さいなが…

メシア論

世の中に、真の意味で信じられる人など誰もいない……。「この人の言葉なら全面的に従ってもいい」と思える人など誰もいない……。 それは悲しいことなのか、健全なことなのか、と問われたら、あたくしは「健全」と答えるタイプの人間でございます。ごくありきた…

池袋の夜(青江三奈先生リスペクト)

現在、人生において約20000回目のダイエットをしているのですが、そんなときに強い味方になってくれるのが、食べ放題です。 と書くと、何やらもったいぶった逆説で人目を引こうとする嫌らしさが透けて見えるようですが、さにあらず。低炭水化物ダイエットを…

ジョニー、オクサナ、フランソワ…

先日の集いにお越しくださったみなさん、ありがとうございました。当日のあまりの寒さに、アタシはヘルニアの痛みが再発していましたが、みなさんとさまざまな話に花を咲かせることができて、とっても充実した時間だったわ。「ここ数年、天使というよりはビ…

単位学

さすがに当人のプライバシーの極致のようなネタなので仮名にしますが、友人Aが腎臓結石になったとか。いまのところ結石になった経験がないあたくしでも、「腎臓にある結石が尿管へと下る(尿管結石になる)と、尋常ではない痛みが下腹部から腰にかけて駆け…

バンクーバー五輪

クナイプのバスソルト「オレンジリンデンバウム」を溶かしたお風呂で1時間ほど半身浴をするのが何よりの憩いとなっている2月の高山でございます。外に出るときは、ファーの襟巻きが欠かせません。 こんなクソ寒い日々に、わざわざもっと寒いところへ行き、…

フィギュアマニア歴29年

男子のショートプログラム、高橋大輔も織田信成も小塚崇彦も素晴しかった! 個人的にグッときたのは、ライサチェク。演技終了後の感極まった様子に、つい4年前のトリノでのショートプログラムを思い出してしまったり。 4年前、アルベールビルシーズンの伊…

4 minutes

「世界を救うのに残された時間は4分だけ」 と歌っていたのはマドンナとジャスティン・ティンバーレイクですが、この歌ほど切羽詰った状況ではないにせよ、有効な時間の使い方には誰もが頭を悩ませるところです。「時間を無駄にはできない……」。そうは言って…