憧れの雑誌、憧れの先生…

家にいることがメインの私にとって、『羽生結弦は捧げていく』のアマゾンのレビュー、何よりうれしいクスリとして拝読させていただいています。本来ならば12人の方々に直接逢ってお礼を申し上げたいのですが、ここからでご容赦ください。本当にありがとうございます。涙が出るほどうれしいです。

 

さて、3月6日発売の文芸誌『すばる』でエッセイを寄稿しています。

仕事をお引き受けした以上は、どんな仕事でも同じように全力で取り組んでいるつもりですが、子ども時代から小説を読むのも大好きで、いま物書きの端くれの身である私にとって、文芸誌は憧れの媒体。

「どの仕事にも全力を」と言いつつも、より緊張はしてしまったかもしれません。

「すばる」編集部の方が、ありがたいことに『羽生結弦は捧げていく』を評価してくださって、お声をいただいたこともあり、「フィギュアスケートにからめて」のエッセイとなりました。私の子ども時代を振り返りながら、お若い方々に何かが伝われば…という思いで書きました。よかったらご一読ください。

目次にも大きく載せていただいて、本当に感激しています。

subaru.shueisha.co.jp

 

そしてもうひとつ。もう20年以上の友人である、ドラァグクイーンエスムラルダさんが、とんでもない大物のプロデュースで歌手デビューをしました。

エスムラルダさんより少しお若い2人との、3人組ユニット、名前は「八方不美人」です。

エスムラルダさん以外のメンバーは、

「ドリアン・ロロブリジーダ」さん(ジーナ・ロロブリジーダがお好きなのでしょう。けれんみたっぷりなメイクや立ち居振る舞い、衣装が映えるビジュアルと、素晴らしい声量をお持ちです)、

「ちあきホイみ」さん(なんと、ちあきなおみホイットニー・ヒューストンから名前を拝借しているそう。ゲイたちにとって掛け値なしのディーバ(女神)ふたり。その名前は、暗黙の了解のうちに永久欠番的なものとなっているので、「近年まれに見るほど大きく出た女装」と言われているとか。ただ、後で紹介しますが実際歌は超上手い)

のおふたり。

エスムラルダさんいわく、「八方不美人って、言い方変えれば『全方位ブス』ってことよね」と。素晴らしいエスプリ…!(笑)

 

このブログの2月11日のエントリーで、久しぶりに街に出て、ジャスミン茶を飲みながらおしゃべり&カラオケをしたことを書きましたが、それに誘ってくれたのがエスムラルダさん。そして、その席でご一緒させていただいたのは、作詞家の及川眠子先生でした。

残酷な天使のテーゼ』『魂のルフラン』などの『エヴァンゲリオン』のテーマソング、Winkの『淋しい熱帯魚』をはじめとする一連のヒット曲、故やしきたかじん氏へ提供した数々の名曲など、まさに綺羅星のごとく。本当に夢のような時間でした。

「八方不美人」のデビュー曲は、作詞が及川眠子先生、作曲が中崎英也先生という超大物の組み合わせ(それぞれのソロ曲も同じコンビの作)。『愛なんてジャンク!』、ものすごくキャッチーで素敵な曲です。哀しいラブソングなのに、聴いてると妙に元気が出る。ぜひご一聴を!

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そして以下は、3人のソロ曲。こちらも素晴らしいの…。「友人だから」というバイアスはかかっているかもしれないけれど、この間は『有吉ジャポン』にも出演したことだし、エスムさん、頑張ってほしいわ…!

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