ふてぶてしさも、力

 さる読者の方から、新しい人生の扉を開け、新しい道を進み始めたご報告のメールを頂戴したの。その方がおっしゃるには、きっかけが高山真だということで、拝読するこちらのほうがありがたいやら恐縮するやら、素敵な言葉をたくさんいただいたわ。

 お返事の中であたくしは、自分がずっとチョイスしてきたスタンスとして
「自分で決断し、自分の意思で責任をとっていく人生が、最終的にはもっとも悔いが少ない」
「そんな人生から得られるものであれば、天国も地獄も味わって見せる…。そんな『ふてぶてしさ』は不可欠」
「そういったふてぶてしさの中にも、ビューティやエレガンスは宿る」
 ということを書いたのですが、いま病気療養中であっても、自分自身のスタンスにいささかの変化もないことを、我ながら喜んでいたり。

 ふてぶてしさと、ビューティ&エレガンスの共存。そういうことを最初に考えたのは中学生のとき。ベティ・デイヴィスの『イヴの総て』だったり(終幕でベティ・デイヴィス演じる大女優のマーゴが「若い役はもう演じたくないの」と言ったシーンだけは不満だったのですが)、ジャンヌ・モローのたくさんの作品…『マドモワゼル』『死刑台のエレベーター』『危険な関係』だったり…、素敵な先達のありようが、むしろ年齢を重ねた現在のほうがあたくしに大きな力を与えてくれているのを感じるわ。

 さて、がん治療も新しいフェーズを取り入れようかと考えている時期。まだまだふてぶてしくいきましょう!

 明日、マイナビウーマンの更新日だと思うのですが、もしかしたらブログでご紹介するのが遅くなってしまうかも。先にご紹介させていただきますね。
http://woman.mynavi.jp/article/160623-6/
 明日アップされる分を含めた記事一覧のURLはこちら。
http://woman.mynavi.jp/tag/rensai_renaisoudanbar/

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