ジョニー、オクサナ、フランソワ…

 先日の集いにお越しくださったみなさん、ありがとうございました。当日のあまりの寒さに、アタシはヘルニアの痛みが再発していましたが、みなさんとさまざまな話に花を咲かせることができて、とっても充実した時間だったわ。

「ここ数年、天使というよりはビッチだったジョニー・ウィアーが、ふだんの大会のゆうに100倍以上の人々が注目するオリンピックで、狙いすましたかのように“ディーヴァ兼いい人”に変身した、心憎いほどの計算高さについて」とか
フランソワ・オゾンの『8人の女たち』は単品で味わっても名作ですが、オゾンがその前に監督した『まぼろし』を見てから味わうと、その素晴しさがさらに色濃くなる。『まぼろし』で、当時50代半ばだったシャーロット・ランプリングをこのうえもなく美しく撮り、世界中の女優に『フランソワに撮ってほしい』と思わせ、ドヌーブやベアールを集めた後で、アレ(8人の女たち)を撮るオゾンのビッチっぷりにしびれる」とか
「当時9歳だったジョニー・ウィアーを“目覚めさせた”、オクサナ・バイウルリレハンメルの演技は、アタシやや友人たちの間でもセンセーションを巻き起こした」とか……。

 そんな話であっという間に8時間が経ってしまいました。

 ヘルニアの痛みも、整骨師さんに診てもらって一段落したので、いまはまた書き物に集中しています。自分にとっても大きな(というか、新しい)展開になりそうなので、本腰を入れて頑張らなくては……。

 では、16年前のジョニーとアタシたちを熱狂させた、オクサナ・バイウルの演技をここで…。