メシア論

 世の中に、真の意味で信じられる人など誰もいない……。「この人の言葉なら全面的に従ってもいい」と思える人など誰もいない……。

 それは悲しいことなのか、健全なことなのか、と問われたら、あたくしは「健全」と答えるタイプの人間でございます。ごくありきたりな感受性で審査にかければ、0.2秒で「怪しい」と断を下せるような新興宗教にハマる人は後を絶ちませんが、そういった方々は、同じ問いに「悲しい」と即答するだろう、とも思います。

 が、「健全」が「殺伐」に通じてしまうような世の中も、それはそれで悲しいもの。まったく「生きる」ということはままなりません。あたくしだって、「信じる」ということに希望を見出してみたい……。

 そう思っていたここ最近のあたくしに、思わぬところから救世主が現れました。場所は、スウェーデンです。

 北欧に位置する自由の国が、「救世主」をテーマにした映画を作ったらしい。そんな噂を聞きつけたあたくしは、八方手を尽くして、そのトレーラーを発見いたしました。皆様、PCからぜひご覧くださいませ。

http://en.tackfilm.se/?id=1268892083562RA66
(ダウンロードに2分ほどかかります)


参考資料
http://d.hatena.ne.jp/makototakayama/20090527
追記
くれぐれも本気になさらないでね。うふふ。