バンクーバー五輪

 クナイプのバスソルト「オレンジリンデンバウム」を溶かしたお風呂で1時間ほど半身浴をするのが何よりの憩いとなっている2月の高山でございます。外に出るときは、ファーの襟巻きが欠かせません。

 こんなクソ寒い日々に、わざわざもっと寒いところへ行き、体を動かそうとしている人たちがいる……。ウィンタースポーツを楽しむ人たちの気持ちはビタ一文わかりませんが、それでも、バンクーバー五輪には手に汗を握っていいる個々細菌(「ここ最近」がこんな変換に……。当然採用)のアタシ。

●男子フィギュアのジョニー・ウィアーの見事なディーヴァっぷりにため息。トリノ五輪SPでのプリマっぷり(ジョニ江ったら、瀕死の白鳥を踊ってた。アタシも当時ハマりにハマったリレハンメルオクサナ・バイウルの『黒鳥のパ・ド・ドゥ』と『瀕死の白鳥』を見て、スケーターになる決意を固めたジョニ江の真髄を見た思いだった)からの鮮やかな変貌に、「裏の世界女王」の称号を与えたくなったり
スノーボードの國母選手の一連のニュースを見ながら、何かが胸につかえるような思いをしばらく友人と味わっていたものの、youtubeで探した、ぴんから兄弟の宮史郎(リードボーカル)を見た瞬間、「あ、つながった」と、大変充実した安眠をむさぼったり
アイスダンスは、グリシュク&プラトフ以来、目が点になるようなスケーターが出ていないことを確認して、改めて寂しい思いを抱いたり(ルール改定も原因のひとつかしら)

 と、アタシなりにさまざまな楽しみ方で今回の五輪を味わっているわ。ジョニ江……。なんて豪気なオンナ……。