年末のありよう・2
さて、前回の続き……。「こんなん、素人が逆立ちしたってできっこない」という「何か」を見せつけることが『芸能』だと思っているアタシにとって、紅白はそれを見られる素敵な時間だったのです……。日本はけっこうアバンギャルドな国だったのよね……。
●レディ・ガガがMTVアワードで繰り広げた、被弾・流血パフォーマンスを見て、沢田研二の『amapola』を思い出したり。ジュリーは、『TOKIO』を歌っていたときの近藤真彦のノリノリ加減も忘れがたいわ。
●美空ひばりやちあきなおみに、「どうやったらこんなふうに声が転がすことができるのか」と呆然としたり(ちあきなおみの『夜へ急ぐ人』は有名になりすぎたので、ここでは省略)
●欧陽菲菲や朱里エイコの、歌とビジュアル両方のパンチの効きっぷりに「玄人」を見たり
今年の大晦日はどんなふうに過ごそうかしら…。