お肌の『手入れ』は大事なのですが

 ここ4〜5年の森進一の、異様なほど若々しい肌の質感や目鼻の“シュッと感”。ナルシシストの一言で切って捨てるには、あまりにも「作品」っぽくて目が離せなかったのだけれど、この間、同じライン上にいる人を見つけました。SATCの4人の女優が『スマスマ』に出演したときの木村拓哉です。襟部分にスパンを施した、アタシ的にも好みなジャケットを着ていたキムタクですが、肌の年齢不詳感のインパクトのほうが、ジャケットのキラキラをはるかに上回ってました。「若々しい」とも違う、もっと何かこう、見る人の動悸を促進させてしまうようなスリリング感……。

 森進一が還暦前に到達した境地に、40歳前で入場したキムタクに対し、アタシったら何かいままでとは違う感慨が……。芸能界ですら、オトコの“抗い方”って、まだ確固たるものが確立されていないのね……。