紐育物語(松本隆リスペクト)

 ニューヨーク行きたい…。

 病気がらみで大きなことをしなくてはいけないとき、「何か大きな目標を立てて、それに向かう」という想像をして楽しんでいます。15年以上前は、あたくし「ニューヨークは三流芸能人がインスピレーションを受ける街」という友人の言葉にケラケラ笑っていた人間だったのですが(そして、今もたぶんそう言われたら笑ってしまう人間のはずなのですが)。

 ただ、そんな人間であっても、ニューヨークのメトロポリタン美術館で行われている川久保玲の展覧会はどうしてもこの目で見ておきたいな、と。この展覧会が日本に来る保証は一切ないので、気持ちは余計に盛り上がっているのです。

 まだまだ行きたいところがたくさん。味わいたいものもたくさん。欲張りな人生は続きます。まずは8月早々の病院がらみがつつがなく終わりますように。

小説すばる』8月号、17日に発売しています。「泣けるケーキ」というタイトルのエッセイです。あたくしの「吉祥寺ケーキ」の両横綱のひとつを取り上げています。よかったらご一読くださいませ。
レタスクラブ』8月号、25日に発売しました。「女は続くよどこまでも」というタイトルの人生相談もの。この連載の原稿を、作家の桜木志乃さんにお褒めいただいたことを、まだ味わっていたります。おほほ。
レタスクラブ』のご相談の受け付けはメールでもおこなっています。レタスクラブの誌面にも記載されていますが、担当さんのご厚意で、ここに記す許可をいただきました。

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「高山に相談ごとがある」という方は、上に記載したメアドに「高山に回答してほしい」的な一文を入れて、お悩みをお送りいただけたらと思っています。また、ご感想などもこちらのメアドでOKだそうです。
ご相談でもご感想でも、あなたのお声、ぜひぜひお聞かせください。あたくしにとって、何よりの薬です。