Sisters Are Doin’ It For Themselves

 好きな歌手が亡くなると、二丁目の店に行き、その歌手の持ち歌を歌って私なりの追悼をするのがここ10年くらいの習慣でした。でも、アレサ・フランクリンが亡くなったことを知ったとき、外出する気にはなれませんでした。

 病気になるはるか前からお酒は飲んでいないとはいえ、まだまだ夜遅くまで外出するのは体力的に難しい。それも大きな理由のひとつですが、「アレサの歌を歌えるはずがない」というのがもっと大きな理由かもしれません。私にとっては特別すぎるほど特別な歌手でした。

 歌う代わりに、ラブピースクラブのエッセイでアレサを偲びました。よかったらご一読ください。