フィギュアマニア歴28年・4

 もう方々で言われつくされているだろうことなので、ほんの少しだけ。

安藤美姫はショート、フリーとも素晴らしかった! 銀メダルじゃないかな…と思ってる。
浅田真央に関しては、以前に書いた「フィギュアマニア歴28年」の通り。
キム・ヨナの精度の高い演技は見ごたえがあるし、1位は妥当だけれど、エッジジャンプの3回転が結局入らなかったのが残念。アタシ個人の好みは、「技のバリエーションをきちんと考慮したプログラム」なので。

 トリノの前シーズンの05年の世界選手権、優勝したイリナ・スルツカヤのコンポーネンツが、他の選手とは別次元の高得点だったのを思い出したわ。スルツカヤの超高得点傾向は、次シーズンのグランプリファイナル直前まで続いたけれど、トリノでは荒川静香サーシャ・コーエンとかなり拮抗するレベルに戻されていた。来年はどうなるか……。

 そして、これも一部の好事家(友人のdawaさんを含む)の間で散々言われつくされていることだけど、2位に入ったジョアニー・ロシェット兄貴の兄貴っぷりにますますの感銘を。

「マッチョ系ホモバーのイケメンママが、周年パーティーで大枚叩いてトライした初女装」

 ↑は、あたくしがロシェット兄貴を評して友人に送ったメールです。

 マルチナ・ナブラチロワアメリー・モーレスモなど、いままで「兄貴」の称号をほしいままにしたのはテニス選手だけでしたが、フィギュアスケートという採点競技で「兄貴」と呼ばれる女子選手が出てきたことは本当に素晴らしい!