芸術は模倣から始まる、とか言ってみたわ

 お友達と会ってさまざまなお話に興じるのは何よりの楽しみなのですが、この間は70〜80年代歌謡曲マニアのお友達と1時間ほど、壮絶な激論を交わしてきたり。まあ、70〜80年代の歌謡曲は、あたくしもど真ん中に好みだったりするので、必然的に話は盛り上がり、かつ、「アタシのほうが知ってるもん」というお互いの思いがにじみ出てしまうものですが。今日の議論はこんな感じ。
「歴代の日本の歌謡曲で、“素敵すぎるインスパイア”といえば、どれか」
 ええ、なかなか刺激的な時間を過ごせたわ。
●『ロンリーチャップリン』のイントロが流れたら、ジャーメイン・ジャクソンと天国のホイットニー・ヒューストンが「あ、『take good care of my heart』だわ。歌わなきゃ」とマイクを持つはず、とか
石川秀美には、なかなか強力な作家陣がそろっていた。『もっと接近しましょ』とシーラ・Eの『glamorous life』、『Hey! ミスター・ポリスマン』とシルヴィ・バルタンの『fumee』などは特に味わい深かったわ、とか
●シブがき隊の『ZOKKON命』のイントロがあまりにもナイト・レンジャーの『don't tell me you love me』でワクワクする、とか

 など、友人とyoutubeをチェックしながら、あれこれと実り多い「実例」を鑑賞していたわ。この種の会話で、あたくしがキラーコンテンツとして知っているのは、リフラフというグループの『東京涙倶楽部』という曲なのだけれど、それはぜひ、WHAMの『wake me up before you go go』 と一緒に聴いていただきたいわね。友人からの評価も極めて高かった、素晴らしい組み合わせよ。