久しぶりにカラオケなど…

お医者さんやお気遣いのメールをくださった方々に感謝するばかりなのですが、夜遊びができるくらいに体が回復しています。「夜遊び」と言っても月に1度あるかないか。お酒はもちろん飲みません(ガンになるはるか前から飲んでいないのです)し、23時ごろにはタクシーに乗って帰宅しますので、まあまあ常識的な範囲かなと。それでも、お店でジャスミン茶を飲みながらお友達とお話するのは、健康だった頃の私にとって不可欠な時間でしたので、感慨もひとしおです。

 

私が開腹手術を受けたことを知らなかった友人(あまりたくさんの人には言っていなかったのです。余計な心配かけるのも本意ではないし)に、薄くなりつつあるお腹の傷をチラ見せして「おしゃれなステッチでしょ」と言っても、それがギャグの範疇に収まるのも嬉しいもの。健康になりつつあるからこそ可能な会話ですから。もちろん、今後も油断せず、治療を進めていきますが。

 

今回の夜遊びは、友人のセッティングで、ある超人気作詞家の先生とご一緒させていただく幸運に恵まれました。で、私ったらノンアルコールでまったくのシラフなのに「印税補完計画」と題し、その先生の作品をご本人の前で何曲か歌うという暴挙に…。ほら、カラオケって、歌ったら印税が作詞者・作曲者に入るって言いますでしょう…?

 

いま思い返してみても「なんとまあ恥知らずな…」とも思いますが、こういうチャンスは二度とないかもしれないわけで、「いい思い出になったかも」とちょっとほのぼの。このアンビバレントな感覚、まさに「はんぶん不思議」…。

 

その先生のお名前、勘のいい方ならもうお分かりですよね…(笑)。